こんにちは、代表の正躰(しょうたい)です。
セミナーの時などに「どうして布ナプキン販売を始めたのですか?」とよく質問されます。
ちょこちょこパンフレットやブログに書いている気がするのですが、あまりちゃんと書いたことはないかもしれません。
私は大学卒業後から13年間専門職をしていました。転職はしていますが同じ職種です。
(実は途中別業種を半年間やっていたこともありますが、ブラックすぎて履歴書から消しています・・・苦笑)
いずれにせよずっと会社員だった私が、布ナプキンの製造販売を始めたのは、
布ナプキンを使い始めてからの変化に本当に驚き、感動したからなんです。
でもそれぐらいで今までのキャリアをすぐに捨てるほど勇気なんてありませんでした。
実は2011年の東日本大震災の直後から、色々と思うことがあり、全国どこでもできる仕事をしたいと丸3年間様々な勉強をしたり、資格を取ったりしていました。
ずっとやってきた仕事以外でやりたいことは簡単には見つからなかったので、本当に色んなことをやりましたよ。
その中に布ナプキンのこともあるのですが、布ナプキンは仕事にしようと思って使い始めたわけではなく、
あまりにもかぶれがひどくで仕方がなく始めました。
そうやって3年の準備期間を過ごしていたのですが、専門職の仕事が好きだったので、辞めるつもりはなかったのです。
そんなことをやっている時に、前職で組織変更(?)があり上司が変わった途端、ひどいパワハラにあいました。
私だけではなかったのですが、10人程度の部署で半年間で5人ぐらい辞めました。
元上司はメンバーも一新したかったのでしょう。
やり方がすごいですよね~。
いつかのための準備をしていたこともあり、思い切って辞めることにしたのです。
とりあえずは1年やってみてダメだったら、元の職種に戻ろう・・・という保険を自分にかけていましたけどね。
思い返せば、全5社中3社はブラックなことばかりでした。
ずーっとではありませんが、
・1か月の残業時間150時間を超えていたのに残業代が半年分出なかった(1か月の労働時間は300時間超え)
・仕事終わりにやっている店はコンビニぐらいで、前の月のお給料がほぼそのまま残っている
・終電に走る日々、終電に乗り遅れてタクシーを使うことも多かった
・突然怒鳴られる
・最後にはひどいパワハラ
などなど。
元々若いころから生理不順だったのですが、やはりブラック時代は特に悪化していましたね。
ずっと不正出血が続いているとか、3か月以上月経が来ないとかね。
(もちろん婦人科には10年以上通っていました。)
書き出してみるとそんなにブラックじゃないのかしら!?(自分ではわからない^^;)
でも13年間の中でおそらく11年間ぐらいは、ずっと↑のような状態だったし、婦人科系の症状はずっと最悪でしたね~。
布ナプキンを使い始めたのは最後のブラック時代なのですが、ストレスフルだったはずなのに、あっという間にすべての症状良くなったんですよね。
それで余計に感動してしまったのです(笑)
私は20歳から基礎体温もほぼ毎日付けていて、(すでに24年も付けています)
ずーっと排卵をしていないようなグラフだったんですが、布ナプキンをはじめて2か月後には教科書のようにきれいな2層になっていました。
他にも変化はいっぱいありますが、
私にっては、「ベネフィット>リスク・デメリット」でしたし、この感動と快適さを他の方にも伝えたい!と思ったのです。
そして、初めて使った当時に市販されていた布ナプキンは、両面オーガニックコットン(ベージュ色・キナリ色)のものか、
肌面が普通のコットンのものぐらいでした。
白色のスカートなどの洋服を着る時に、透けないようにベージュの下着をつけることがありましたが、
その時は下着をつける時にテンションが下がっていて・・・
ただでさえ憂うつな生理期間に両面ベージュ色の布ナプキンを使いたくないな~と思っていました。
悩んだ末に初めて買った布ナプキンは、使われていた生地の性質上汚れも本当に落ちにくく、3か月で捨てることになりました。
そこで、自分の希望通り・理想通りの布ナプキンを製造しようという決意をするのです。
・汚れの落ちやすさ、肌触りの良さを追求するため30種類以上のオーガニックコットンで試作
・ショーツ側の生地はかわいい花柄などのもの(両面オーガニックコットンだと気分が落ち込んだだめ)
・タグは付けない(タグに経血が付いて汚れが落ちにくかったため)
・バイアステープを使わない(肌が弱かったためバイアステープの盛り上がった部分が肌に当たって嫌だったため)
実際販売を開始してからもお客様や代理店様のご要望を聞きながら、改良を重ねています。
まずは1年、が7年続いて8年目となりました。
これからも快適で簡単な方法をご提案していきたいと思います!!