製造・販売するまでの道のりについて書いてみたいと思います。
今回は「ふんティー」ふんどしパンツについてです。
「ふんどし」との出会い(?)は、10年以上前、おそらく2008年頃だったかと思います。
その頃よく一緒に遊んでいた友人(某有名広告代理店勤務)が「ふんどし」を愛用していたのです!
「健康に良いんだよ~」と教えてもらいましたが、当時は「ふ~ん」という感じで全然興味がありませんでした・・・。
2度目の出会いは、OLを卒業して布ナプキンの製造販売を始めてすぐの2014年にやってきます。
今も実行委員をやっている自然栽培フェアで見かけることになるのです。
ふんティーを販売している農家さんがいました。
布ナプキンを販売している私は興味津々。
その時に「ふんティーを1か月履いていたら、5cmぐらいあった子宮筋腫が小さくなった!」というお話を聞いたからです。
「布ナプキンと同じ材料で作れる!」と思い、すぐに製作に取り掛かりました。
2014年からイベントやお茶会などで販売していた紐タイプのふんティーです。
なお、私は子宮筋腫もないし、「ふんティーで小さくなった」と信じたわけではありません。
悪性腫瘍(がん)でも、年間20例ぐらいは自然退縮(自然治癒)したという報告があるというお話を聞きました。
これをやったから、あれを試したから、というはっきりとしたものはわかっていないそうです。
(患者さんの信じる気持ちやプラシーボ効果かもしれません。)
なので、ふんティーが良かったとは思っていませんが、
鼠径部を締め付けない=血行が良くなる、ということには納得しました。
そもそも鼠径部(そけいぶ)とは・・・
「大腿(だいたい)前面と腹壁との間の溝(鼠径溝)に近い左右の下腹部。
鼠径部の下端には腸骨と恥骨の間に張る鼠径靭帯(じんたい)があり,大腿に下る筋肉,血管,神経はこの下を通る。
鼠径靭帯の内側の直上には,ほぼ平行した鼠径管が腹壁の筋を貫き,この中を男子では精索,女子では子宮円索が通り抜ける。
鼠径管は発生的に精巣が陰嚢内に下降してきた径路のあとで,精巣をネズミ(鼠)にたとえてこの名が生まれた。」
出典: https://kotobank.jp/word/鼠径部-848203 より
要するに脚の付け根部分、股関節付近のことです。
身体の中で一番大きなリンパが集まっているところです。
おうち時間が増えて、座っている時間が多くなっていませんか?
座ったままの姿勢が長くなると、鼠径部は押しつぶされ、リンパの流れが悪くなります。
脚がむくみ、つま先も冷えやすくなります。
座っていなくても締め付けているもの・・・それは下着(ショーツ)ですね。
ショーツのゴムが鼠径部を圧迫しています。
「えーゴムぐらいで?結構ゆるいよ?痛くないよ」とお思いの方も多いでしょう。
でも今、マスクを毎日付けている方で、耳が痛くなっている方はいませんか?
あんなにソフトでゆるいゴムでも痛くなるんですよ。
下着のゴムで締め付けていないわけがないです。
鼠径部をゆるめると、血流やリンパの流れが良くなり、不要な水分や老廃物も流れやすくなります。
脚の冷えも少しは解消されるかもしれません。
また、上半身(ブラジャー部分)も時にはゆるめてみてください。
きついブラジャーは内臓も圧迫し、血流も妨げられる可能性があります。
せめておうちにいる時や、寝る時だけでも、ゴムなしのショーツやリラックスブラを着けてみませんか?
もちろんノーパン(+パジャマ)もおすすめです!
現在は布ナプキンの製作パートナーであるsumire beautyさんと、blue marrowさんに作っていただいています。
キレイなレースを使った大人かわいいふんティーや、肌面オーガニックコットンのものもあります。
どちらもウエスト部分がゆるめのゴムなので、脱ぎ着しやすくなっています。
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